第12回 情報リテラシー論 「ラジオと音声技術の未来性」
こんにちは!大学生です。
前回の 第11回情報リテラシー論「苦戦する紙媒体と電子書籍」は読んでいただけましたでしょうか?
まだの方は是非!読んでくださったら嬉しいです🌏
https://nliteracy.hatenablog.com/entry/2020/12/13/015339
↓↓🔅このブログの名前と経緯はこちらまで🔅↓↓
「第1回 情報リテラシー論」
https://nliteracy.hatenablog.com/entry/2020/10/05/162957
さて、今回のテーマは
「ラジオと音声技術の未来性」です。
ラジオ、聴いていますか?📻
もしかすると、若い方はあまり聴く機会がないかもしれません。
実際にラジオ事業収入は年々減少しています。
特にAMラジオは厳しくなっていますが、一方FMラジオは回復の兆しが見えています。
(ちなみに海外では日本の6倍ほどラジオの人気があるんですね…)
ーーーーーーー AM と FM の違い ーーーーーーー
✳︎ AM …
「遠くまで伝わるが、雑音が入りやすい」
FM放送と比べて広範囲にわたってラジオ放送の電波が及ぶ。受信範囲が広い代わりに雑音・ノイズの干渉を受けやすい。
✳︎ FM …
「遠くまでは伝わりづらいが、雑音の影響を受けにくい」
電波の受信感度(電界強度)の範囲が狭いため、雑音・ノイズの干渉を受けにくい。そのため、音楽番組が多く放送されている。
https://news.radiko.jp/article/edit/3205/ より
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ラジオは無線の電波により聴くことができます。
2011年3月11日。
AMニッポン放送のメインパーソナリティは、
上柳昌彦 氏。
生放送中に震災発生、
その後62時間CMなしの特番体制を取ったラジオ局。
生放送中に東日本大震災が発生、
有楽町のスタジオは震度5強でした。
↑こちらのURLから聴くことができます。
先ほど申し上げたように無線で聴けるこのラジオによって、当時支えられた人も多かったはずです。
【変化するラジオの形】
このように 減少傾向にあるAMラジオをFMラジオで放送するなど、ラジオの形は変わってきています。
2010年、radiko が開始されました。
通常のラジオとしての使い方はもちろん、
プレミアム会員 (月額350円(税別)) になると、
エリアフリーで日本全国のラジオ局が聴き放題なんです!📻
また、タイムフリーで一定期間、いつでも聴くことができます。
同時中継はもちろん、追っかけ再生も可能です。
違う箇所もありますが、テレビでいうTVerのようなものですね。
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2010年3月15日から実用化試験配信を行い、
計 14社で「株式会社radiko」を設立し本格運用を
開始した。
2011年3月13日 - 東北地方太平洋沖地震への対応で、エリア制限を一時的に解除した。
2014年4月から放送エリアの枠を越え、
全国で好きな放送局の番組を聴ける有料サービス「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」
(月額350円、税別)を開始した。
なお、今回のradiko.jpプレミアムは民放ラジオ68局のうち60 局の参加からスタートし、
視聴はPC用のWebサイトまたはスマホから。
ドコデモFMと違い
「radikoはFMだけでなく、AMラジオも聴ける」
と話す。
スタートから4年 ユニークユーザー 1300万人になる。
放送終了後にも番組が聴ける、タイムシフト機能の実装に取り組みたい2014 年4月11日
「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」の会員が10万人に達したと発表した。
通常の「radiko.jp」では6月20日午前8時台に、radiko.jp全体の瞬間アクセス数が過去最高となる
16万2000を記録した。
2019年8月30日、
radikoのアプリダウンロード数 3000万、
月間アク ティブユーザー 768万、
日間アクティブユーザー 141万 を記録。
(授業資料より)
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また、このように、時間指定をしてシェアすることもできます。
レコメン!24時台 | 文化放送 | 2020/12/15/火 | 24:00-25:00 http://radiko.jp/share/?t=20201216000925&sid=QRR
↑ これを再生すると
NEWS 小山慶一郎さんの「KちゃんNEWS」という番組が始まる時間に設定されています。
わたしもradikoのプレミアム会員なのでやってみました🙌🏻
radiko 以外にも、NHKネットラジオ らじる★らじる など独自でインターネットラジオ放送を行っているものもあります。(聴き逃し配信も行っています)
らじらー!サタデー はNHKのサイトから聴くことができるということですね ☺️
昔、ラジオ付きのガラケーはありましたが、
スマホにはラジオの機能がついていません。
その代わりといってか、
FMラジオになるイヤホン というものもでています。
圏外等でもラジオを聴くことができて
回線がなくてもアンテナで電波を受信します。
また、ポッドキャストという、インターネット配信の方法もあります。
これはインターネットなので、素人等誰でも配信することができます。
【人工知能AI】
ラジオを文字起こしできたりと、音声技術は日々進歩しています。
例えば、「OK Google」で音声検索した時の音声は実は録音されています。
その録音により、経験を重ねていくことで、
AIは賢くなっていくんですね。
また、今は自分の声の分身を作ったり、声を簡単に変えることができるアプリもあります。
イヤホンでいえば あのコナンくんがしているようなメガネも実際に存在するんですよ… 👓 🎀
時代は進んでいますね〜。
【ラジオと著作権】
ここからは授業では触れませんでしたが、気になったので自分で調べたことをまとめたいと思います。
それは著作権についてです。
テレビ番組を無断で動画サイトにアップロードするのとは違法ですよね。
しかし、私の感覚ではあるのですが、テレビに比べてラジオは取り締まり方が緩い気がしています。
それは ラジオ番組がたくさんYouTubeに載っているからです。(もちろん非公式で)
調べたところ、
こちらの方のブログにとても詳しく掲載されていたので、引用させていただきます。
著作権をもつラジオも著作権保有者が告訴しない限り罪にはならないのですね。
【まとめ】
今回はラジオと音声技術についてのお話でした。
厳しい状況になっているラジオ。技術は進化し、
古いものから順に消えていくという世の中のサイクルになりつつありますが、古いものから新たな魅力や便利さを見出すこともできます。震災時に我々の支えとなったように、"ラジオだから" できることもたくさんあります。
また、反対に音声技術は日々進歩しています。
古いものも新しくなっていくものも、自分なりに良い受け止め方をしていきたいですね。
今回はここまでとなります。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう🧚
この講義の先生 :横田秀珠 先生