第6回 情報リテラシー論 「キュレーションが必要な訳」
こんにちは!大学生です。
前回の 第5回情報リテラシー論「スマートフォン普及と課題」は読んでいただけましたでしょうか?
まだの方は是非!読んでくださったら嬉しいです🌏
https://nliteracy.hatenablog.com/entry/2020/10/29/171124
↓↓🔅このブログの名前と経緯はこちらまで🔅↓↓
「第1回 情報リテラシー論」
https://nliteracy.hatenablog.com/entry/2020/10/05/162957
さて、今回のテーマは
「キュレーションが必要な訳」です。
あなたは、"キュレーション" してますか??
キュレーションとは…
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キュレーションとは、無数の情報の海の中から、
自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる 佐々木 俊尚 (著) より
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今、世の中には情報が多すぎる状態です。
それがストレスとなるせいか、自分で取捨選択をしない人が増えています ⚠️
それに便乗してか、世の中で キュレーションサービスが主流となっています。
美術館やセレクトショップ…
メディアの世界でいうとYouTubeの関連動画などもそうですね。
あれ、本当に困りますよね… 関連動画にでてきたのを見てしまってどんどんハマってしまいます😂
ジャニーズがYouTubeに進出したのは、そこにも理由があるかもしれないですね。
【SNS】
Instagram、実はフォローしているすべての人の投稿が表示されていないこと、ご存知でしたか?
わたしはそれを聞いて確かにな、と思いました…
あきからにフォローの数とタイムラインの投稿数が合わないなあと思っていたんです、笑
これはInstagram側がキュレーションして、私たちにはキュレーションされた状態で与えられているのです。
Facebookではこんな感じ。
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いいね! やコメントした友達やFacebookページの
投稿はニュースフィードで表示するのではなく、
スルーを繰り返す投稿元を自然消滅させる仕組み
こそ、エッジランクで、友達が多くても
Facebookページのいいね! が多くても
反応なければ表示されなくなり効果あるとは限らない。
(授業資料より)
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アルゴリズムのことです。
エッジランクによって、ニュースフィードに
表示される投稿の優先度が決まります。
あなたがユーザーに情報を拡散したい場合は、
エッジランクを対策することが必要です。
しかし、エッジランクは、
「親密度」「重み」「経過時間」を重視しています。
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「好き」の反対の意味は「嫌い」ではなく
「無関心」である。 by マザーテレサ
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例えば、広告も同じです。
ただ広告があるだけではなかなか目を留めることはないですが、フォローしている人の投稿同士の間に挟むことで、必ず目に入るようになっています。
その中でも、スルーが続けば興味がないという判定がされ、自分の広告の欄にその広告は出なくなります。
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『 広告宣伝には嫌いな企業へ嫌いと意思表明すべきだった 』
・テレビは番組を見たいのでCMになったらチャンネル切替
・ラジオは番組を聞きたいのでCMになったらトイレに行く
・新聞は記事を読みたいので、紙面下や折込チラシは無視
・紙代の無駄になるFAXDMは、送るなと苦情の電話をする
・不要なダイレクトメールは受取拒否したら送り先が払う
・売り込みだらけPCメルマガは迷惑フォルダに振り分ける
・携帯に届くメルマガは迷惑メールばかりでドメイン拒否
・つまらないTwitter企業アカウントをフォローを解除する
・スタンプをGETしウザいLINE公式アカウントはブロック
🌟好きなFacebook投稿に、いいね!すれば嫌いなのは消滅
🌟Facebookに買収されたInstagramの投稿も抜粋形式へ
(授業資料より)
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今は自動化されていますが、自ら意思表示することは大切です。
Yahoo! にも Googleにもニュースを見ることができるページがありますよね。
そのニュースのページ、
Yahoo! は 他社の記事を転載し、その他社のHPに飛ばない仕様になっています。
これは、Yahoo!がその会社に対しお金払ってるからなんです。💸
一方、Googleは転載はせず、その他社のHPに飛ぶ仕様になっています。
もちろん、お金は払っていません。💸
それに対し、その周り(他社)はGoogleに対し、お金を払わないのはおかしいんじゃないのか、と裁判を起こします。
しかし、Googleは「じゃあ載せないですよ?」と反論。
結局、その(他社の) HPにはGoogleから飛んでいる人がほとんどであるので、何事もなく終わりました。
他にもニュースに関するキュレーションは
行なっています。
Yahoo! は 人を大切に
Google は AI、自動化 を大切に
している、と言えるかもしれませんね。
【バイラルメディア】
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バイラル(Viral)とは
「ウイルス性の」「感染的な」という意味で、
「バイラルメディア」とはFacebookやTwitterなどのSNSの情報拡散力を利用して、インパクト・話題性のある動画や画像を中心とした記事に、
短期間で爆発的なトラフィックを集めることを目的としたブログメディアを指す。
記事の上下に大きめのソーシャルボタンを配置し、共有しやすくしたレイアウトと、スマートフォンでの閲覧を意識したデザインが特徴とされる。
https://news.mynavi.jp/article/20140801-a051/ より
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例えば、最近サービス終了で話題になった、
「 NAVERまとめ 」も、そのひとつです。
許可なくTweetが転載されて……などありましたよね。
このように、許可がいるものもあるので、もし用いる際には注意しましょう ⚠️
【まとめ】
今回はキュレーションについてのお話でした。
今や世の中はキュレーションだらけです。
しかし、既にキュレーションされているということは、そこに偏りがうまれています。
ということは、そのままその情報摂取してしまうと、偏った思考になってしまうかもしれません。
偏らないで摂取するためには………
それが情報リテラシーなんです。
どうすればいいか、というのは個人で考えなければいけない問題ですが、
ひとつのものではなく、色々な新聞社、色々な局のニュース、様々な人の意見を取り入れるようにすると、いいのかもしれませんね。
今回はここまでとなります。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう🧚
この講義の先生 :横田秀珠 先生