第4回 情報リテラシー論 「ソーシャルメディアの台頭」
こんにちは!大学生です。
前回の 第3回情報リテラシー論「検索エンジンの変遷と進化」は読んでいただけましたでしょうか?
まだの方は是非!読んでくださったら嬉しいです🌏
https://nliteracy.hatenablog.com/entry/2020/10/18/140520
↓↓🔅このブログの名前と経緯はこちらまで🔅↓↓
「第1回 情報リテラシー論」
https://nliteracy.hatenablog.com/entry/2020/10/05/162957
さて、今回のテーマは
「ソーシャルメディアの台頭」です。
授業の始めに見た動画:
https://www.youtube.com/watch?v=Ndj6Th1ikkg
と、今回のテーマに入りたいところですが、
10月21日、アメリカ司法省がGoogleを提訴したというニュースがありました。
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アメリカ司法省は、20日、IT大手のグーグルがインターネットの検索や広告の分野で独占的な地位を利用して公正な競争を妨げているとして、日本の独占禁止法にあたる反トラスト法違反の疑いで提訴しました。グーグルは反発していて、巨大IT企業のビジネスモデルをめぐって、激しい法廷闘争が繰り広げられそうです。
(NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201020/k10012673181000.html
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ちょうど前回のブログ、第3回情報リテラシー論( https://nliteracy.hatenablog.com/entry/2020/10/18/140520 )でGoogleの検索エンジンのお話をしたので取り上げてみようと思います。
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司法省は、グーグルが▽スマートフォンなどで自社の検索サービスが初期設定されるよう、アップルやサムスン電子といった端末メーカー側と契約を結んでいることや、検索サービスを通じて入手したデータを広告事業に利用していることなどを問題視しています。
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↑
(まさに前回述べたことですね!笑)
上のようなことが反トラスト法を違反しているということです。⚠️
実は、過去に Bing (Microsoft) も同じようなことになり、10年間弁明をし続けていた結果、(アメリカで)シェア率が下がってしまい、現在Googleに続き2位となっています。
(2位といってもGoogleが9割近く占めているのですが…)
もしGoogleが敗訴した場合は、検索エンジンの選択肢が増えるのでは、とのことです。
今後どうなっていくのか注目ですね。
さあ!話を戻します。
今回のテーマ覚えてますか❓笑
「ソーシャルメディアの台頭」です。
"ソーシャルメディア" といえば何を思い浮かべますか?
LINE、Twitter、Instagram …… キリが無いくらいたくさんありますよね
(授業資料より)
ん〜〜〜 いっぱい!!笑
知らない方が少ないくらいですね。
日本用のサービスがあるものだけでなく、Weiboなどの海外アプリもあります。
私も Snow Man の投稿をチェックするためにちゃっかり登録してます ☃️✨
そうそう、それこそWeiboで思い出したのですが、ジャニーズも本当にソーシャルメディアへの露出が増えましたね。(増えたと言うか0から1になった?)
この画像にあるだけでも
Twitter、TikTok、YouTube、Instagram、LINE、Spotify、Weibo とひとつだけではなく複数に渡っています。
そしてそのせいであるのかそのせいで無いのかわかりませんが、19日、Johnnys net で注意喚起がありましたね。
そのお話も後ほど。
突然ですが、
2001年に首相初のメールマガジンを発行したのは小泉純一郎元首相なんです。
2001年といえば、なにわ男子の大西流………と思いましたが前回も書いたのでやめときますね。笑
このメルマガ、なんと最盛期には225万人以上の読者を抱えていたんです!
メルマガ購読数としては 世界一とも言われ、ギネス申請とも 騒がれたそうです…😳
【ブログとSNS】
ブログは Weblog の略です。
このブログというソーシャルメディアですが、
2006年の第4四半期には全世界のブログ投稿の約37%を日本語によるものが占め、英語や中国語を上回る第1位となったそうです。
すごくないですか…?!
人口では圧倒的に負けている英語圏と中国を上回るなんて…。
しかし今はSNSが増えたことでブログが頭打ちに…。
例えば Twitter は今呟きと言われますが、
昔は140字でミニブログ呼びをされていました。🕊
元米大統領のオバマさんは2009年の選挙でTwitterを活用しようとしました。🇺🇸
そして選挙活動中にTwitter を使ったことで
ソーシャルという「社会的な」「公的 な」言葉が使われるようになりました。
ソーシャルネットワーキングサービス (SNS)とも呼ばれるがマスメディア と対比したメディアとしてソーシャルメディアといわれます。
https://twitter.com/barackobama/status/5523912708?s=21
このオバマさんのTweetは
173RTで、今の大統領レベルの人と考えるととても少ないです。つまり、2009年それくらいTwitterのユーザー数が少なかったということなんです。
実はこのSNS(tweet)、オバマさん自身ではなく秘書の方がやってたんです。しかし、公式マークがついてることで見た人は本人と信じてしまいます。
それもSNSの良いところでもあり悪いところですね。
日本では鳩山由紀夫元首相が2010年にTwitterを開始しました 🇯🇵
https://twitter.com/hatoyamayukio/status/7254972447?s=21
https://www.youtube.com/watch?v=exQjAXAQk1A
【アラブの春】
アラブの春を簡単に説明すると、Facebookによって国が倒れたという事案です。
あらゆるSNSを駆使しています。
まず、実名顔出しSNSであるFacebookを使うことで、エジプト政権側の人間のスパイがいるかもしれないという可能性を低くしました。
(授業資料より)
国側はこれを受け4社のインターネットを遮断しました。
が
Twitterは電話を使ってつぶやくので、固定電話回線が使用でき、結局遮断の意味がないということでした。
この輪が回り、広くなることでエジプトを崩壊させました。
【数】
Twitterならフォロワー、RT、いいねの数、
YouTubeなら再生回数、チャンネル登録者数、
などいろいろ数にかかわる項目がありますよね。
これは信頼の数や人気を示している、とも言えるかもしれません。
ジャニーズJr.チャンネルでも色々ありますよね…😅
非常に複雑で大変な項目ですね。。。
【巣移りの儀式 を繰り返すソーシャルメディア】
震災を機に産まれたLINEですが、例えば首相官邸を例に見てみると、
LINE 友達登録者数 多
↓
Twitter フォロワー数
↓
Facebook いいね数 少
という順番で登録者数が変異しています。
新しいソーシャルメディアメディアができると
そちらに巣移りしてしまう、という光景からです。
(最近はそうでもないかもしれません)
ちなみに、、、
メール 近況 ブログ 写真 動画 ゲーム ライブ TV電話
これら全てできちゃうんですよ…。
知ってましたか⁉️
わたしは知らなかったです。そんなマルチなSNSだったんですね!
人名で世界26億人から検索できるハローページをFacebookはもっているんですね。
これはとても画期的なことです。
検索できるということは
その分自分の情報を入力しなければいけないとい
うことです。
別に全ての情報を入れなければならないというわけではないのですが、日本人は真面目なので全て入れてしまう人が多いんですね。笑
しかし、そんなことを知らずに入力してしまった人は、だったらわかりやすくしろ、と、言うのです。
このような人を(情報)リテラシーの低い人ということができます。
自分が悪いのに。。。ということですね。
自分の身は自分で守ることが第一です❗️
【ダンバー数150人の法則】
(100人~230人の平均)
イギリスのロビン・ダンバー学者は150人以下であれば、規範やルールがなくても同じ目標を達成することができ、 これが最大効果を生む組織の適正規模だと主張している。
逆に 150人をわずかに超えてしまっただけで、分派行動が 生まれ、互いがギクシャクし始めて疎遠になって、各人のベクトルが分散してしまう。
人間の集落を調査すると250 人(子供を抜くと150人程度)以下と1000人以上のいずれかに識別できる。
⭐️1000人以上の集落は、宗教や儀礼のよ うな共通のルールが発達し成立している。
顔合わせをしなくなると、感情的なつながりは1年に15%ずつ減っていくそうだ。
6年も経つと、ほぼ完全に切れる計算になる。
・コミュニティ形成は150人が適正である
教会のイスの数は150~200個くらいが多い
軍隊も1小隊あたり200人くらい
世界中の村の平均は150人くらい
世界各地の狩猟民族は150人くらい
年賀状の最盛期で送る数は100~200枚
・Twitterの平均的なフォロワー数は平均100~180人
・Facebookの平均的な友達の数は130人
・LINEのグループ招待上限は200人
(複数トークは100人)
・一年生になったら友達100人できるかな♫
(授業資料より)
【ソーシャルメディアの位置づけ】
フォローする
・尊敬する人
・絡んで結果的に双方向も
フォローされている人
・絡んでくれて興味が沸けば、双方向の可能性あり
友達
・会った事ある人
・尊敬する人
・顔写真で名前が分かる人
※注意※
Facebookのフォローでは不十分
⚪︎LINE
友だち ・会った事ある人
例えば、Twitterなど薄い関係性であるからこそ話せるお話とかありますよね。
他にも同じ趣味を持つ人を探すこともできます。
ジャニオタもタグでいっぱいありますよね✨笑
【人間を制するFacebook VS 情報を制するGoogle】
どちらがインターネットを制するのか?
人間は情報を探すために検索をします。
Facebook「正しい情報は友達が 知っている」
という名言があります。
Googleは最大公約数であり、大多数にとっては良いが自分にとっていいとは限りません。
インターネットを制するために何を論じるのかということが大切になってくるかもしれません。
(ちなみにAmazonはサービスを制した(?))
2000年代
検索結果の数は少なかったですが、良質なサイトがヒットしていました。
しかし2018年
Yahoo!がNAVERまとめと提携を組んでいたおかげで精度は低く…
と、Google検索精度落ちたことで
新しい言語処理技術「BERT」を導入し検索結果の改善をはじめます。
従来の検索方法は 単語を繋げる検索でしたが
文脈にそった言葉の解釈をより高精度に行うためのものです。
【SNSの効果】
当たり前ですが、テレビでは自分の会社にとって不都合な情報を発信しません。
テレビはRTなどなく一方的であるからなのです。
それに比べ、SNSは企業の利益でなく消費者の利益が評価される場所なのです。
【店選びの変遷】
古き良き時代 は
地元のお店に行きます。
Google時代 は
検索により、地元以外のお店をみつけ、そちらに足を運びます。
SNS時代 は
地元の店が、SNSを始めると遠い店の繋がりは薄くなり、やがて切れます。
そして、グローバルに拡がるがインフラになった時点で古き良き時代に戻ります。
とってとられて結局元の時代に戻るんですね。
ちなみに今は通販も主流となり運送会社が儲かっています。
【グローカル】
(授業資料より)
【日本と世界】
日本人は超がつく人見知りです。
そのため海外のSNS成功事例が通用しません。
相手を信用ー日本人は侘び寂びを大切にし、でしゃばることがあまり好まれないからですかね…🍵
例えばアメリカにはいろんな民族の人がいて、色々な宗教の人等が産まれたときから周りにいるせいなのか、そのようなことはありません。
日本のSNSは世界と違い自ら情報発信でなく閲覧・返信で利用していることから、日本人は自分の都合でSNSを利用していると言えます。
【SNSによるストレス】
嫌なコメントや嫌なニュースをネットで見ることによりネットでの気持ちがが日常へ影響
↓
注意力が散漫になり集中力ダウン
↓
またSNSの利用が増える
↓
悪循環 → 依存
というSNSによる中毒に陥りやすくなります。
最近はコロナウイルスの影響もあってか、このような光景が多くうかがえる気もします。
また、芸能人の自殺も後をたちません。
( − ) = ( + ) × 10
と言われるほど ( − )なコメント、悪口はとんでもない影響を与えます。
良かれと思って、悪気なくと思ったものも
本人にとってはマイナスであり、ストレスとなります。
基本的なことですが、相手の気持ちを考えるということは本当に大切です。
【まとめ】
今回はソーシャルメディアについてのお話でした。
今や誰もが使うSNS、使い方を本当に気をつけなければなりません。
便利な機能ですが、ときには誰かを傷つけてしまう刃物となるかもしれません。
個人情報の漏洩など、自分を守ることができないかもしれません。
正しく利用するためには、知識と読解力が必要です。
それが、情報リテラシーなのです。
正しい知識を身につけて、SNSを利用していきましょう。
今回はここまでとなります。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう🧚
この講義の先生 :横田秀珠 先生